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狭小住宅ができた背景

狭小な土地は、そもそも面積が小さく価格が安い上に、用途が限定されるために同じ地域の通常の土地に比べて地価(坪単価)が安いです。さらに変形地も多いため、さらに地価が安くなる場合も多いのです。

狭小住宅が注目を浴び始めた背景としては、バブル崩壊による地価下落等に伴う人々の都心回帰があります。下落したといっても普通の一軒家と同じくらいの広さの土地は数多くありません。しかし都会には用途がなく、手つかずのままにされている狭い土地はたくさんあります。用途がないぐらい狭い土地ですから、たとえ都会の一等地だとしても、比較的安く購入することができるというわけです。

それまで一戸建てといえば、都心まで電車で1時間以上というのが当たり前。日本の住宅事情を考慮すると、都心で一戸建てに住みたいという希望は、実現が難しいものでありました。
利便性を最も重要視する人にとっては、通勤・通学に2時間かかる広い土地よりも、職住が近く、商業施設や文化施設が数多くある場所の狭い土地の方が価値が高いのは言うまでもありません。