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開放感と快適性

実際の空間は大きくなくても、開放感と快適さによって、感覚的に広さを印象づけることができます。
広く見えるような感じがする仕掛け(錯覚?)によって「狭い感じ」をなくして「広がっていく感じ」を味わう・・・ということでしょうか。

快適な狭小住宅つくりの3原則といわれている「透ける」「兼ねる」「抜ける」素材や設計が参考になります。


▼大きな窓

採光と通風を確保し、開放感と快適性を高める方法として、「大きな窓」、「吹き抜け」、「中庭」などがあげられます。
互いの家々が近接している都市部では、望み通りの採光や通風を確保するためには柔軟な発想と独特の工夫や技術が必要となります。
光と風をいかにたくさん住まいに採り込むか、知恵と工夫と割り切りで、明るく快適な暮らしを実現しましょう。

大きな窓は住まいの風通しを良くするだけでなく、家族同士の風通しも良くします。
太陽の輝きが降りそそぎ、パノラミックな景色が展開する大きな窓はみんなの憧れのひとつです。


▼吹き抜け

光と風を住まいに採り込んで、開放感と快適性を高める方法、ふたつめは吹き抜けです。
狭小地ではヨコ(水平方向)への広がりは限られています。そこにタテ(上下方向)への広がりをプラスして、空間のゆとりを感じさせるのが吹き抜けです。
リビングや階段室などに吹き抜けを設け、上部の窓から光を採り込めば、視線が自然と上部へと誘導され、開放感たっぷりの明るい空間をつくることができます。
大きな吹き抜けでなくても、空間のゆとりが開放感を生みます。
大開口窓と併用すれば、室内であることを忘れるような開放感が得られます。
上部フロアの吹き抜け部分をグレーチングなどの透ける素材で仕上げれば、
光を通して広がりを感じさせる上に、フロアとしても使用できるため、限られた面積を非常に有効に使うことができます。


▼中庭

家の中心部に中庭をつくれば、光と風を効率よく採り入れることができます。中庭からの光で、暗くなりがちな家の中心部分の場所を明るくできます。
光の差し込む中庭に面する部屋では、実際の空間以上の広がりが感られ、また四季と自然をより身近に感じることもできます。